やさしい灯り

玄関前ロビーと売店と大広間
創業以来40年変わらない景色は、石亭の玄関前ロビー付近の床です。
木れんがと鈍い黒の平瓦にイサム・ノグチの灯りが作り出す落ち着いた雰囲気は、これからの石亭スタイルの変わらない、守るべき空気です。
売店では、名物穴子飯のお取り寄せ、料理にもある穴子茶漬け、穴子の白焼きなど本店うえのの逸品をご準備いたします。また、石亭スイーツとして隠れた人気の「銀つば」は、いつも我が家に常備したいおもてなしのお茶の甘味です。
地元老舗の菓子舗の四代目若主人が考案したものです。どこにでもありそうでない甘味だとおもいます。
ミニギャラリーとして展示販売するのは「うるし」の草象庵(象草として市内にギャラリーがあります)のプロデュースするセンスのよい日常使いの漆器です。
伝統のかたちに次世代の絵付けを提案してゆきます。
45畳の大広間には何故か邪魔にしかならない四本の柱があります。昔ここが二つに分かれてロビーだった頃の面影です。
天井には当時のままの網代が張られており、今は畳に隠れているがその下には玄関前にもある木レンガが一段落として一面敷かれているはずである。
遠くなくここはその当時の匂いを取り戻すために天井と床の木レンガ、そして柱を囲むように有ったであろう大きな格子の障子を復刻するのが目標であり、また隣接する階段下のワインセラーもガラス越しに浮かび上がってくるだろうと楽しみにしている。
やさしい灯り
館内には蛍光灯はございません。すべて白熱球。
暗いとおっしゃられることもありますが、スポットライトや間接照明で補いながら、やさしい和の風情を一番に考えています。
かがり火
燃料代もかかりますが、かがり火は石亭のアイテムの一つ。
かかせない灯りです。
蝋燭の灯り
夕方ともなると渡り廊下や隠れ家サロンなどあちらこちらにろうそくの明かりがともります。数えてみると35本。
渡り廊下
渡り廊下の石畳は瓦とげんしょう石でできています。瓦の鈍い光は、創業当時のまま。私のお気に入りです。

緋の道に
ほわりほわりと
灯がうかぶ
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